(解答・解説)
図まで描いてくれているので、ずいぶん簡単な問題です。
白い部分をつけたして考えましょう。
斜線部分の面積
=扇形BADの面積+三角形ABCの面積−(扇形BCEの面積+三角形DBEの面積)
=扇形BADの面積−扇形BCEの面積 ←うまく消えましたね。はじめからわかっていることですが・・・
=10×10×3.14×1/3−5×5×3.14×1/3
=(100−25)×3.14×1/3 ←分配法則を利用しました。
=75×3.14×1/3
=25×3.14
=50/2×3.14
=157/2(=78.5)cm2
25×3.14を暗記している人はすぐに答えが出せるでしょう。
たとえ覚えていなくても5×3.14=10×1.57=15.7は覚えているでしょうから、それを利用できますね。
なお、扇形BADの面積−扇形BCEの面積の計算の部分は、相似を利用してもいいでしょう。
扇形BADの面積と扇形BCEの面積は相似で、相似比は
10cm:5cm=2:1
だから、面積比は
2×2:1×1=C:@
となります。
斜線部分の面積はC−@=Bに相当しますが、これは扇形BCE(半径5cmの1/3円)の面積の3倍、つまり、半径5cmの円の面積と等しいですね。
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