HOME   中学受験・算数の森(本館)へ   プロ家庭教師のお申し込み・ご相談へ   高槻中学校の過去問(本館)へ

高槻中学校03年後期第2問

(問題)

 ここに270本には足りない何本かの鉛筆があります。これらを、7本ずつのたばに分けると2本あまり、9本ずつのたばに分けると4本あまり、12本ずつのたばに分けると7本あまります。鉛筆は全部で何本あるか求めなさい。




(解答・解説)

割り切れないより、割り切れるほうが楽ですね。なんとか割り切れるようにならないかなという発想が大事です。
(求める本数)+5は、7でも9でも12でも割り切れます。
言い換えると、(求める本数)+5は、252(7と9と12の最小公倍数)の倍数となります。
また、求める本数は、270未満だから、
 (求める本数)+5<275
となります。
したがって、(求める本数)+5は252となり、求める本数は
  252−5
 =247本
となります。