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清風南海中学校98年第3問(3)

(問題)

 1円、5円、10円、50円、100円、500円硬貨(こうか)が1枚ずつある。この中から同時に3枚取り出すとき合計金額が110円以上になるのは何とおりあるか。




(解答・解説)

(A)500円硬貨が含まれている場合
この場合、他の硬貨に関係なく110円以上になるので、500円硬貨以外の5枚の硬貨から2枚選ぶ場合の数を考えればいいですね。
  (5×4)/(2×1) ←組み合わせです。
 =10通り
あります。
(B)500円硬貨が含まれていない場合
この場合、110円以上にするためには、100円硬貨を選ぶ必要があります。
1円、5円、10円、50円の4枚の硬貨から2枚の硬貨を選び、110−100=10円以上になるようにすればいいですね。
4枚の硬貨から2枚選ぶ場合の数から、条件を満たさない1円と5円の組み合わせの1通りをひけばいいですね。
  (4×3)/(2×1)−1
 =6−1
 =5通り
あります。
以上(あ)、(い)より、求める場合は
  10+5 ←同時に起こらない⇒和の法則
 =15通り
あります。
組み合わせについては、中学受験・算数の森(本館)フェリス女学院中学校96年第5問の解説を参照しましょう。