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東海中学校09年第6問

(問題)

 食堂で、ある1日のカレー、ラーメン、そば、うどんの売り上げ食数を調査しました。カレーとラーメンは合わせて282食、ラーメンとそばは合わせて278食、そばとうどんは合わせて254食でした。同じ食数売れたメニューはなく、カレーが一番多く売れて、ラーメン、そば、うどんの順に売れた食数が減っていきます。この日、うどんは何食売れましたか。




(解答・解説)

10秒程度で解ける問題です。
282、278、254のうち接近した数の条件に注目します。 ←範囲の制限が厳しいからです。
282、278の条件に共通するラーメンの上限・下限をチェックします。
ラーメンは、
  278/2 ←一般に、A>BでA+B=Cのとき、A>C/2となります。
 =139食
より多く売れ、
  282/2 ←一般に、A<BでA+B=Cのとき、A<C/2となります。
 =141食
より少なく売れているので、140食売れたことになります。
うどんは、ラーメンより、
  278−254 ←ラーメンとそばは合わせて278食、そばとうどんは合わせて254食」という条件から、うどんとそばの売れた数の違い(差)がわかりますね。
 =24食
少ないので、
  140−24
 =116食
売れたことになります。
同じような問題は、中学受験・算数の森(本館)で取り上げている灘中学校97年1日目第4問などで出されています。