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武蔵中学校13年第1問(2)

(問題)


 5匹(ひき)のやぎA、B、C、D、Eがいて、図のようなそれぞれのための小屋があります。あるとき、5つの小屋にやぎが1匹ずつ入っていましたが、自分の小屋にいたのは5匹のうち1匹だけでした。5匹のやぎの、このような小屋への入り方は全部で何通りですか。
(実際の問題文には、A、B、C、D、Eの名前についた小屋の図がありましたが、省略しています。)




(解答・解説)

条件の対等性を利用すれば、樹形図をかなり省略できるので、30秒以内に解けます。 ←有名な問題なので、知識があれば数秒で解けますが・・・
条件の対等性により、Aが自分の小屋にいる場合を考え、5倍すればいいですね。
 小屋 A B C D E
    A C・・・(あ)
      D・・・(い)
      E・・・(う)
条件の対等性により、(あ)、(い)、(う)の場合の数は同じになるので、(あ)の場合だけを考えればいいですね。
 小屋 A B C D E
    A C B E D
        D E B
        E B D 小屋CにB、D、Eが入る場合も条件的に同じ(残りの小屋のやぎが1匹だけ残っていますね)なので、実際は省略できますが・・・
したがって、答えは
  3×3×5
 =45通り
となります。