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慶應義塾中等部2000年第4問(3)

(問題)

 右の表の6つの空らんに1つずつ数を入れ、縦、横1列に並んだ4つの数の積がすべて等しくなるようにします。このとき、空らん(ア)に入る数は[ ]です。   慶應義塾中等部2000年第4問(3)の図




(解答・解説)

30秒以内に暗算で解ける問題です。
当然のことですが、空欄を全部埋めようとしてはいけません。
まず、左から3列目の4個の数と上から2行目の4個の数に注目します。
上から4行目、左から3列目の数は
  (4×21×5)/(28×1) ←うまく約分できますね。
 =15
となります。 ←4つの数の積が等しく、共通の数が1つある場合、残りの3つの数の積が等しくなるという当たり前のことを利用しました。魔方陣でも同様の処理がありましたね。
次に、上から1行目の4個の数と上から4行目の4個の数に注目します。
(ア)は
  (10×6×28×3)/(7×2×15) ←うまく約分できますね。
 =24
となります。