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洛星中学校2016年前期第3問(1)

(問題)

洛星中学校2016年前期第3問(1)の図  半径1cmの円を4個使って、右のような図形を作りました。斜線(しゃせん)部分の面積を求めなさい。
(斜線部分は、かげをつけた部分になります。)




(解答・解説)

10秒以内に解ける問題です。
求める面積は、半径1cmの円3個(まわりにあるもの)の面積から半径1cmの円1個(中心にあるもの)の面積を引いたもの、つまり、半径1cmの円2個の面積になるから、 ←ヴェン図の際の解法と同様に考えています(同様の考え方で解ける問題としては、神戸女学院中学部1992年2日目第3問などがあります)。まわりにある3個の面積を足した時点では、かげをつけた大きな部分3カ所、白い部分3カ所はそれぞれ1回ずつカウントされ、かげをつけた小さな部分3カ所は2回ずつカウントされています。そこで、中心にある円の面積を引くことにより、白い部分3カ所、かげをつけた小さな部分3カ所のカウントをそれぞれ1回ずつ減らせばよいことになります。〜たしすぎたら、ひく!
  1×1×3.14×2
 =6.28cm2
となります。