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奈良学園中学校2008年C日程第2問(3)

(問題)

 1個80円のみかんと、1個120円のりんごを買ってちょうど3000円にします。どちらも少なくとも1個は買うことにすると[ ]通りの買い方があります。




(解答・解説)

簡単な芋づる算の問題で、30秒以内に解けます。
金額が全部1/40になったと考えます。
2円のみかんと3円のりんごを買ってちょうど75円になったということですね。
3と75が奇数、2が偶数だから、りんごは奇数個買えばよいことがわかります。 文章題で条件が不足していると感じたら整数条件(倍数条件)を使います。なお、わかりにくければ、みかんを□個、りんごを△個として、式(2×□+3×△=75)を作ればよいでしょう。
  75÷3
 =25
だから、りんごは25未満の奇数個を買ったことになり、
  (25−1)÷2 ←結局のところ、1以上25−1=24以下の奇数の個数を数えればいいですね。奇数、偶数は交互に並ぶことから、1以上24以下の整数の個数の半分になります。
 =12通り
の買い方があります。