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帝塚山中学校2011年2次A英数コース第1問(9)

(問題)


 1辺6cmの立方体のすべての辺に1cmの間隔(かんかく)で点をうつとき、点は全部で[ ]個あります。ただし、頂点には必ず点をうちます。




(解答・解説)


いずれの解法でも30秒以内で解けます。
(解法1)
立方体の1辺(ただし、立方体の頂点を除きます)には、点が
  6÷1−1 ←両端に木を植えない場合の植木算ですね。
 =5個
あります。
立方体の辺は12本あるので、立方体の頂点以外の点は
  5×12
 =60個
あります。
立方体の頂点には8個の点があるから、点は全部で
  60+8
 =68個
あります。
(解法2)
立方体の1辺には、点が
  6÷1+1 ←両端に木を植える場合の植木算ですね。
 =7個
あります。
立方体の辺は12本あるので、単純に合計すると、点は
  7×12
 =84個
あります。
ただし、8か所ある立方体の頂点の点は3回ずつカウントしているので、2回分ずつ引く必要があります。
したがって、点は全部で
  84−8×2 ←まず大雑把(おおざっぱ)に数えて、後で調整しました。
 =68個
あります。