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慶應義塾中等部2020年第1問(4)

(問題)

 10円硬(こう)貨が5枚、100円硬貨が3枚、500円硬貨が4枚あります。これらの一部または全部を用いてつくることができる金額は全部で[ ]通りです。




(解答・解説)

合計金額に対して最少枚数の硬貨になっているので、何も考えずに数秒間で解けます。
500円硬貨の使い方(使わない場合も含みます。以下同じです)が0〜4枚の5通りあり、そのそれぞれに対して、100円硬貨の使い方が0〜3枚の4通りあり、そのそれぞれに対して、10円硬貨の使い方が0〜5枚の6通りあるので、どの硬貨も用いない場合も含めると、表すことのできる金額は
  5×4×6
 =120通り
あります。
求める場合の数は、どの硬貨も用いない場合を除けばよいから、
  120−1
 =119通り
となります。