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慶應義塾中等部2023年第2問(1)
(問題) 12%の食塩水600gから200gを捨てて、代わりに同じ量の水を加えました。よくかき混ぜた後、今度は食塩水を□g捨てて、代わりに同じ量の水を加えたところ、5.6%の食塩水になりました。 |
(解答・解説) 10秒程度で解ける問題です。第1文の作業により、食塩水の量は変わらず、食塩の量が(600−200)/600=2/3になっているから、濃さ(食塩の量/食塩水の量)も2/3となり、12×2/3=8%となります。 第2文の作業により、食塩水の量は変わらず、濃さが5.6/8になっているから、食塩の量も5.6/8となってます。 つまり、(8−5.6)/8=2.4/8の食塩の量が捨てられたことになり、食塩水を捨てた量も同じとなります。 したがって、□=600×2.4/8=600×0.3=180となります。 実際には、12×2/3=8、600×2.4/8=180gという程度の式で終わりです。 |