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武蔵中学校2023年第1問(1)

(問題)


 2023は2つの素数A、Bを用いて、A×B×B=2023と表せます。このとき、A=[ ]、B=[ ]です。また、2023の約数のうち、Aの倍数であるすべての和は[ ]です。




(解答・解説)

10秒程度で解ける問題です。
2023年の受験生なら、2023=7×17×17であることは覚えているでしょう。
2023の約数のうち7の倍数の和は
  7+7×17+7×289
 =7×(1+17+289) ←分配法則を利用しました。約数の和の求め方の知識(神戸女学院中学部1995年算数2日目第4問の解説を参照)があれば、実際にはいきなりこの式を作ることができます。
 =7×307
 =2149
となります。