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滝中学校2017年算数第1問(2)

(問題)


 [0]、[1]、[2]、[3]、[4]、[5]の6枚のカードがあります。ここから3枚のカードを取り出し3けたの整数をつくります。このとき、5の倍数は全部で何個できますか。




(解答・解説)

30秒以内に解ける問題です。
余事象を考えるのがポイントです。
すべての3桁の整数は
  5×5×4 ←百の位が0以外の5通りあり、そのそれぞれに対して、十の位の数が残りのカードの5通りあり、そのそれぞれに対して、一の位の数が残りのカードの4通りあるからです。
 =100個
あり、このうち5で割り切れない数は
  4×4×4 ←一の位が0と5以外の4通りあり、そのそれぞれに対して、百の位の数が残りの5枚のカードのうち0以外の4通りあり、そのそれぞれに対して、十の位の数が残りのカードの4通りあるからです。
 =64個
あるから、3桁の整数のうち5の倍数は
  100-64
 =36個
あります。
なお、5の倍数を直接数えようとすると、一の位の数が0の場合(百の位の数は無条件)と5の場合(百の位の数が0以外)で状況が異なるため、場合分けが必要になります。 ←5の倍数という条件(一の位の数が0か5)と最高位の条件(0でない)が影響しあうからです。